電車屋さんだったころの話 | ページ 36 | 運転士

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転落検知マットが動作したのでのぞいてみると

転落検知マットをご存じでしょうか。 曲線ホームなどで車両とホームとの間隔が広いと乗降の際に転落する危険性があります。 転落したことに車掌が気付かずに出発合図を送った場合、転落した旅客が出発した列車に接触する危険性があります。 そこで車両とホ...
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なにも異常がないのに踏切障害物検知装置を作動させる原因

踏切障害物検知装置って名前が長いこともあり、列車無線でのやり取りを含めてごく普通に障検と呼んでいます。 このブログでも何度も取り上げているのでお分かりだとは思いますが、踏切内に取り残されてしまった自動車などを検知する装置です。 三次元レーザ...
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ATSのトラブル-3

元々のATSって信号機にR(赤)現示がある場合に、その信号機を超えないように強制的にブレーキをかけて衝突や追突しないようにと開発された装置です。 いまでは本来のATSが意味していたものとは違う装置になっています。 もちろん赤信号を冒進しない...
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「停止せよ」「すみやかに停止せよ」「ただちに停止せよ」

タイトルの「停止せよ」「すみやかに停止せよ」「ただちに停止せよ」という文言は、各鉄道会社のさまざまな規程の中に出てきます。 「すみやかに停止せよ」と「ただちに停止せよ」は同じニュアンスのようですが、少し違った意味合いで使われていました。私が...
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600m手前では確認できない/線路の配置図を更新していないから?

京急踏切事故「600m手前から信号見えず」当初の説明と異なると題するニュースがNHKから11月12日に配信されました。 事故のあった踏切の異常を知らせる特発は、もっとも外方に設置されたものは当該踏切から340mの地点にあります。 当初会社の...
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ATSのトラブル-2

小出しにに書いていきますと書いていながら、ずっと放置されていたATSのトラブルに関する話をしていきます。 元々のATSって赤信号が現示されているときには、その信号機を超えないようにするための装置です。 赤信号がついているということは、その信...
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運転指令が出発時間前に信号を現示させた-2

つづき 結局ほぼ定時で普通列車を出発させた私と担当の車掌。 早発は運転事故扱いとなって処分されるほどやってはいけない行為です。 昔は5秒くらいならばあまり問題にはなりませんでしたが、もし運転指令がメチャクチャ早く現示させた出発信号機に従って...
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運転指令が出発時間前に信号を現示させた-1

通常は列車のダイヤをもとに、信号を現示させる時間や列車の進路(どのポイントを動かすのか)といったものを自動的に制御しています。(列車運行管理システム) 何もなければ運転指令所内などにあるこの装置が勝手に制御してくれるわけですから、運転指令員...
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JR西 最終電車の繰り上げを検討

バブル経済で世の中全体が浮かれまくっていた頃、毎晩夜11時を過ぎた各社のターミナル駅はお客さんでごった返していました。 だいたいどこの会社のダイヤもそうだと思いますが、夜10時から11時を回ったころからは運転本数が少なくなっていきます。 運...
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地車(だんじり)が踏切を横断する時

地車(だんじり)というと岸和田のだんじり祭りが有名ですが、関西ではあちこちのお祭りで地車を見かけます。 地車は一つの集落(氏子)に1台あって、集落内を曳いて回って地域の神社(氏神)へ集結(宮入)します。 集落と神社の位置関係によっては線路を...
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