犬が駅構内や車内へ進入したり起動内へ迷い込んだり

運転士をしていると、起動内へ迷い込んできた犬を目撃する機会ってかなり多いです。

バラストって道床に置かれているわけですが、バラストが積まれていない平らな部分って“犬走り”という名が付けられていて、意外とその犬走りを意気揚々と小走りで去っていく犬も多いですね。

でも犬走りにいても車両のステップなどに当たってしまうことはあるのですが。

駅間の軌道上に犬がいる場合、私が運転士をしていた時はかわいそうですがそのまま通過していました。

最近は小動物と接触しても列車を止めて車両点検するケースもあるようですが、昔は車両故障を確認しない限り犬と接触しても止めることはありませんでした。

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この記事にあるように駅構内に犬が迷い込んできたときは駅員が軌道外へ追い払います。

やっぱり駅構内ですとお客さんの目がありますから、そのまま放置するわけにはいきません。

列車と犬が接触する瞬間をホームからお客さんが見たりなんかしたら

「なぜ犬を助けなかったんだ!」

って苦情の嵐になることが目に見えていますからね。

でもこの記事ではよほど良心的なお客さんが多かったようで、列車が多少遅れてもあまりそのことで文句を言う人はいなかったみたいですね。

なにせ車内で急病人が出てその対応をしているときに

「早く動かしてくれない?こっちは急いでいるんだけど」

って真顔で言われたことが何度もありますからね。

 

実は私、犬が大の苦手でして。

近づくことなんてできないのです。

そんな私が車掌をしているときに、どこの駅で“乗車”したのかは分かりませんが車内を犬が歩いて乗務員室へ近づいてきます。

お客さんは一斉にこちらを向くし、私は犬が怖くて震えているし。

仕方なく列車無線で運転指令に

「車内に犬が迷い込んできています。犬は苦手なので確保できませんから、最寄り駅で係員の応援をお願いします」

って無線で助けを呼びましたから。

その犬ではないのですが、いつも決まった駅から“乗車”してくる“常連客”もいるらしく、自動改集札機を通ってホームへ入ってくる犬もいるという話をあとから聞きました。

昔と違って野良犬ってほとんど見かけなくなりましたから、軌道内へ迷い込んでくる犬も減っているかもしれないですね。

目を離したすきに飼い犬が、軌道内や踏切へ入ってくるケースは逆に増えているような気がしますけども。

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