黄色の点字ブロックからはみ出していないのに警笛を鳴らされる理由
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黄色の点字ブロックからはみ出していないのに警笛を鳴らされる理由

私はTwitterは主に経済やら政治に関する事柄を見ているのですが、まぁほとんど呟くことは無いかなぁ。
いろいろな人の意見を見ていると、バカだなぁと思う以上にそういう見方や考え方もできるんだとか、自分が思っても考えてもいない意見が見られるのが良いですね。
どうしても人って一方向からしか物事を捉えることをしようとしませんから、違う方向からの視点に気付かせてくれるんですよね。

 

 

たまたまですがTwitterを見ていて気になることがあったのです。
列車を撮影しているとき、黄色の点字ブロックからはみ出していないのに警笛を鳴らされたって書き込みが意外に多いなぁと。
分かるんですよ、足元は黄色の点字ブロック内にあるんだから一切ルールやマナーを破っていない、なのになぜ警笛を鳴らすんだって気持ちもね。
中には“非常警笛”を鳴らされたなんて書き方をしている人もいるけど、私は非常警笛なる言葉を初めて聞きました。
非常警笛って何??
どこかの鉄道では非常警笛というものがあるの?
まさか短急数声の気笛吹鳴のことを非常警笛って呼んでいるのでしょうか。

 

 

黄色の点字ブロックから足がはみ出してもいないのに警笛を鳴らされる理由で多いのは、足元は確かに点字ブロックから出てはいない、でも上半身が明らかに出ている人が多いんですよ。
列車を撮影している人の大半は体を前かがみにしたり、体を横に倒すような感じにしてカメラを構えています。
腰から上は点字ブロックの位置よりかなり出てしまっているんですよ。
いくら足は点字ブロック内に収まっていたとしても、上半身が点字ブロックの位置より明らかに出ていたら気笛を鳴らします、っていうか鳴らさない運転士のほうがおかしいのです。

元々白線だったのですが目の不自由な方のこともあって点字ブロックに替えられていったわけですが、元々はあの線をはみ出して歩かないようにとの注意喚起のための線です。
通常歩く人って体を横に曲げては歩きません。
なので足元が点字ブロックより内側にあれば問題はありません。

ところが点字ブロックから足は出ていないけど、大きなカバンやスーツケースは点字ブロックから出ているケースがあります。
この場合は当然ですが気笛を鳴らします。(鳴らさなければいけません)
スーツケースってキャスターが付いていますから、何かの拍子に車両の方へ進んでくることがありますから。
また部活などの学生の場合ですが、かなり大きなバッグを持っていることがあります。
アメフトなどだと横に長いバッグを持っていますが、これだと点字ブロックの内側に足があってもバッグは車両に接触しちゃいますからね。

私は実際に某高校のアメフト部員が肩に担ぐようにして持っていた横長のバッグに接触し、非常制動で停止させたことがありますから。
もちろんその前には警笛を鳴らしたのですが、その危険性に気付くことは無かったようです。

そうそう、私が運転士の晩年に感じたのは、ホームに三脚を立てて撮影する人が増加したことです。
三脚の脚が点字ブロックを超えるどころか、ホームの端っこの方にまで伸ばしている人がいます。
点字ブロックや昔の白線に関しては、人間の足元が超えていなければ物は越えても良いというものではありません。
ふつうの思考能力があれば、このことくらいは分かるはずなのですが。。。。

 

 

あとは曲線ホームで撮影しているときに鳴らすことがあるかな。
遠くから見たときにはホームのきわきわギリギリに立っているように見えちゃうことがありますから。
そして接近していくと
「あら、思っていたほど出ていなかったんだ・・・」
って思うことはしばしばあります。
ゴメンって意味を込めて、横を通過する時に軽く気笛(電気笛)を鳴らしていました。

ホームによってはかなり狭い場所ってあるのですが、そういう所に立たれていれば気笛を鳴らすのが定位です。
これは列車接近を知らせるためです。
ホームの端っこの方がメチャクチャ狭い駅ってあるのですが、そういうホームに2名くらいが並んで撮影なんて時は警笛を鳴らすのが当たり前です。

あとねぇ、例えば下り列車を上りホームから撮影する時に、点字ブロックも柵なども無視してホームのきわきわにいる人。
反対線路を走行する列車を撮影する時には点字ブロックや柵を無視しても良いなんて決まりはありません。
急気笛を鳴らされても仕方がないというか、不審な人物がいると通報されても仕方がないと思います。
ふつうの旅客でホームのきわきわに立ったりしゃがんだりする人ってほとんどいませんから、仕方がないと思いますよ。

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