新聞原稿を電車で運んでいた時代

今はパソコンかスマホを使えば、文章だって簡単に送ることができます。

メールで送ってもいいし、メールに添付する形でPDFファイルを送るのも簡単だし。

グーグルドライブなどを共有設定にしておけば、アップロードするだけで誰でも簡単にファイルを利用できますしね。

なので今ではおそらく利用していないとは思いますが、昔は新聞原稿を電車で運んでいました。

私の運転士生活の晩年(2014年ごろ)にはほぼ利用されていなかったのですが、2000年ごろまでは毎日15時ごろに新聞原稿を預かっては大阪のターミナル駅まで運んでいましたし、日によっては別の時間帯に別の新聞記事を運ぶこともありました。

新聞社って関西だと大阪に拠点(大阪本社)を置いていて、周辺の支社からの原稿を大阪に送って紙面づくりをしていたのでしょうね。

 

関西の私鉄では基本的に荷物の輸送はしていません。

ただし例外で託送品の輸送を行っていましたが、これはほとんどが駅から本社とか駅から駅といった社内でのやり取り。

有料で請け負っていた数少ない小荷物輸送が新聞原稿の輸送でした。

下記は産経新聞に2015年に掲載された記事で、阪急での託送品輸送について書かれたものです。

巨大ターミナル・阪急梅田駅ホームにあるナゾの「箱」 関西鉄道特有「新聞原稿」託送制度を追う

2015年になっても利用回数は少ないものの利用していたようですね。

 

ちなみに産経新聞の記事では茶封筒のまま託送品として乗務員に預けられていますが、私の会社で預かっていた新聞記事はトートバッグのようなカバンに入れられていて、箱に入れるのではなく受け取りに来た新聞社の方に手渡していました。

紙に書かれた原稿でしょうからめちゃくちゃ軽いものでした。

そういえばこの新聞原稿の託送品は車掌ではなく、なぜか運転士が預かることになっていました。

 

先の産経新聞の記事によると、関東では小田急を除いて新聞原稿を輸送する託送という制度はなかったとか。

この記事自体が2015年のものなので、いま新聞原稿の輸送を電車で行っているとは思えないのですが、どうなのでしょうね。

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