台車に亀裂 京成青砥駅での脱線事故

2020年6月12日10時15分ごろ京成青砥駅で8両編成の電車の7両目が脱線。
幸いなことにけが人はいないようで、一部区間の運休は翌朝まで続いたようです。

台車に亀裂が走っている状態だったようで、ネットニュースを見てみると台車が破断している写真を多数見ることが出来ました。
台車に亀裂といえば私は最初に新幹線の台車が破断した2017年12月ののぞみ34号の件を思い出すのですが、2016年5月には東武東上線でも台車の亀裂・破談による脱線事故が起きていたとのネットニュースを見ましたし、南海の特急ラピート号でも走行中の異音が台車からの亀裂が原因だったという件が2019年に発生しています。

運転士の見習の時に台車の構造なども一応は習っていますが、鉄道ファンの方々よりは詳しくはないんですよね。
台車のことで今でも覚えているのは
ボルスタレス台車を車体から離す作業は自社の工場でできず、メーカーを呼んで作業をしてもらっていた。
できたらボルスタレス台車はやめてほしいという声が多数だった。
このくらいなんですよね(笑)

 

 

どこのメーカーの台車が・・・なんて話を今回の脱線事故後Twitterでよく散見するのですが、ざっと調べてみたら今回脱線した車両が使用していた台車のメーカーって、台車の分野ではかなりの大手のようですね。
おそらく想定以上の負荷がかかったためっていう理由を発表するのだろうと思いますが、さすがにこうも台車の問題が次々に出てくるとこのような理由だけでは片づけられないでしょうね。
※新幹線の台車亀裂問題は別の原因のようですが
ただ製造工程での問題なのか設計上の問題なのか、本当に想定以上の負荷がかかったためなのかは分かりませんが、製造工程や設計上の問題ならば当然メーカーの責任になるし、想定以上の負荷がかかったことが原因で亀裂が生じたとなればメーカーとともに鉄道会社側の整備・点検に問題がなかったのかも焦点になるかもしれないですね。
お客さんは当然ですが、運転士や車掌も安全に運行することが出来る状態であると信じて乗務していますしねぇ。

 

 

運転士は出庫時には出庫点検を行いますが台車を目視で点検するという項目はないし、そもそも台車をじっくりと眺めることもないですからね。
電車が好きな乗務員はあちこちをじっくりと見ているかもしれないけど、少なくとも私のようなあまり電車に興味がない人間はできるだけ電車なんて見たくないっていうのが本音です。

ちなみに出庫点検も運転士の試験のひとつとして実施されますが、制限時間20分以内(在籍していた会社では)で行わないといけませんから、台車なんて見ている暇はありません。

前にも書きましたが、台車が破断して脱線するだなんてこれまでは聞いたことがありません。
ただ昔は材質が悪かったせいか、台車より先に車軸が折れてしまうことはあったようです。
大昔に超ベテランの方々がよく聞いた話ですから、戦後すぐとか下手したら戦中の話かもしれませんが。

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