マスクをせずに咳き込んだから車内非常通報を動作させるって・・・

何気にネットニュースを見ていたら、
「マスクせず咳で乗客言い争い、地下鉄が一時ストップ」
っていうタイトルが目に入りました。
記事を読んでみると、咳き込んでいるのにマスクもしていないから非常通報を押した。。。
新型コロナウイルスが日本中に広まりつつある中、過剰に反応した旅客が怒って押しちゃったのでしょうね。
非常通報を押した後の車内の様子が動画で上がっていて、押した旅客に対して周囲の旅客が非難するという、下手すれば暴力事件に発展しちゃうパターンです。

今は時期が時期なだけに、咳やくしゃみに対するエチケットは普段以上に気を使うべきでしょう。
だからと言ってマスクをしていないからと非常通報を押されるとねぇ。
せめて口を手や腕で押さえて席やくしゃみはしないと。

 

 

今回の一件は福岡市地下鉄七隈線の別府駅で起こったそうで、駅員が駆けつけて非常通報を押した人とマスクをせずに咳き込んだ人を降ろし3分遅れで運転は再開。
もめた二人は話し合って和解したそうですが。。。
私が車掌をしていた当時は、車内非常通報装置を押す旅客ってあまりいませんでしたが、私の感覚では平成14~5年ころから押される頻度が高くなったような気がします。
ただ押される案件の多くは車内でゲロしたとか、酔っ払いが寝ているといった非常で知らせるべきことではなかったですね。
例えばですが急病人や犯罪が発生した(スリや痴漢を含みます)とかナイフを振り回すやつがいるとか、車内に火をつけようとしているとか、そういった非常時に使うものです。
あとは窓ガラスが割れたとか、床下から異音がするなど列車走行に異常をきたしている場合に使ってください。
ただ今回のマスクなしで咳き込んでいる件でも、それが原因で口論になっているとか殴りだしたなどケンカに発展すれば押していただきたいわけですが。

 

 

車内非常通報装置を操作すると、乗務員室はブザーやベルが連続音で鳴り響きます。
このブザーやベルは合図でして、運転士はこの合図を確認すればブレーキを操作して列車を止めます。
会社(乗務区)によっては非常ブレーキまたは全制動の違いもありますし、駅が近くだとしても関係なく停車させる会社(乗務区)もあれば、駅が近ければ駅に停車させる会社(乗務区)もあります。
私が勤務していた乗務区では、非常ブレーキではなく常用制動で最も大きな制動力となる全制動を投入し、駅が近くても関係なく停止させることになっていました。
私が勤務していた会社の車両では車内非常通報装置を動作させると、押された車内(客室)にもブザーが鳴り響くようになっていました。

車両の側面にあるオレンジ色のランプが点灯するのはどこの会社でも一緒かな?
※ドアが開いたときに点灯する赤いランプ(車側灯)ではなく、オレンジ色のランプ(非常通報灯)が別に設けてあります。

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