ワンマン化や自動運転 運転士や車掌のいない列車は都市部でも

京浜東北線ワンマン検討 新車両投入 JR東

という見出しで産経新聞に記事が出ていました。

令和6年度をめどに京浜東北線に新しい車両を導入するらしく、車両の側面にカメラを設置して乗降を監視できるようにしたり自動運転装置も搭載するようで、車掌を省略するだけではなく運転士の乗務も無くして前方監視要員的な人を乗務させての運行が広がっていきそうです。
可動式ホーム柵の設置を今以上に広げていく必要はありますが、JR東の都心を走行する各路線では急ピッチで可動式ホーム柵の設置が拡大中ですから、京浜東北線で運転士や車掌の乗務を省略した列車の運行をスタートさせて、順次各路線に広げていくことは容易に想像できます。

 

 

この産経新聞の記事にも書かれていますが、今後は運転士や車掌の確保が難しくなることが懸念されています。
少子高齢化によって人材難がおとずれることは避けられませんから。
それにプラスして
運転士を養成する費用ってかなりの高額になることも原因だと思います。
運転士や車掌の乗務をなくして、運転士の資格を持たない人を前方監視者として乗務させられれば費用を相当抑え込むことができますから。

ちなみに運転士を一人養成するには700~1000万円必要だと言われています。
JR東ほどの規模の大きな鉄道会社ならば、年間に相当な人数の運転士を養成するでしょうからその費用は数十億円になるのでは?
私が所属していたのは関西の私鉄ですが、同じ乗務区に配属された運転士見習の同期生は20人を超えていましたから、安く見積もっても2億円はかかっているんですよ。
そりゃあ運転士や車掌の乗務を省略できれば、費用面でも相当抑えることができますから。

 

 

ちなみに前方監視者って今の決まりでも運転士の資格がなくても問題はありません。
例えば車両が故障して最前部から運転できない場合、運転士が最後部の乗務員室から運転することがあります。
編成の中間に運転が可能な乗務員室があれば、編成の中間から運転しますが。
その際には車掌が最前部に乗務して、マイク・インターホン・手旗などや今ならばスマホなどでもいいのですが、運転士に指示を出して運転してもらうこともありますから。
車掌って各社内での資格にすぎないのですが、それでも前方監視者としての業務を行うことはあるのです。

 

 

しかし10両編成の電車に乗務している人が1人だけって正直言って怖いなぁって思いますね。
特に避難誘導が必要な事象が発生し、停止場所が駅間だったらどうするんだろう。
応援の要員がやってくるまでお客さんを缶詰のまま待たせるのかな。

大きな地震が発生したとき、前方監視者一人で10両編成の電車に乗車中の乗客を誘導させられる?
まあ運転士と車掌の2名だけでも厳しすぎるのだけど、でも一人ですべてを判断して冷静に対処できるのかな。
私は一人ではできないだろうなぁ。

すごい時代がすぐそこまで来ているのは間違いないようです。

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