運転士は券売機で切符の買い方を知らなかったりする

JRをはじめ各地の私鉄ではさまざまな割引切符(企画乗車券)を発売していますよね。
特に今年の夏は急減した利用者をなんとか回復させるために、例えばJR東日本は新幹線や在来線の特急の一部がが半額で利用できる企画切符、JR四国や九州では格安で域内が乗り放題となる切符などを販売しています。
その他にも区間や区域を限定してさまざまな切符を発売しています。
空で列車を運行しようが費用自体はあまり変わりませんから、それならば格安にしてでも少しでも収入に充てるほうが良いですからね。

会社全体で取り組むような企画乗車券だったり、目を引くような内容の切符については運転士だってある程度は分かるんですよ。
大まかな内容はね。
乗務区でも少しはチラシなどが置かれたりするので、チラシに書かれた内容程度は分かるわけです。
あと全社で取り組むような企画乗車券は、机上講習などの際に会社側から説明を受けたりします。
でも発売区間や発売地域が限定されているものだと、よほど熱心に会社の営業について勉強していないと分からないんですよ。
そもそも地域を区切って販売されている切符の情報なんて、乗務区にまで伝わってこなかったりしますから。

 

 

鉄道会社の社員になると、自社路線の全線パスをもらいます。
その全線パスを自動改集札機に通したりタッチして駅を出入りするわけですが、そうすると券売機をじっくり見る機会ってないんですね。
もちろん駅勤務の時は券売機のお世話をするわけですからよく分かっているのですが、営業とは程遠い職種の運転士になると券売機なんて全く分からない。
車掌の頃はまだ駅勤務の頃の知識があるから券売機も分かるのですが、運転士になるころには券売機も更新の時期を迎えて、全く想像できない機能が加わったりしていますから。

 

 

私が駅勤務の頃の券売機って、各駅半数くらいしか千円札が利用できませんでした。
硬貨専用の券売機がまだまだ活躍していましたから。
そういえば500円硬貨は後になって改造してから使用可になりましたね。
今は10000円札も使えたり、券売機で定期券を購入する時にはクレジットカードが利用できたりしますけど、私が駅勤務の頃の券売機は普通乗車券で片道のみの販売でした。
回数券は改札で直接販売していましたからね。

でもお客さんから見れば駅員も運転士も同じ鉄道会社の社員ですから、ホームにいる時やたまたま駅の券売機付近を通りかかったときに切符のことについて聞かれたり、切符の購入方法を教えてほしいと言われたりするんですよ。
特に券売機付近でどうやって切符を買うのかを尋ねられた時は困りましたよ。
何せじっくりと券売機を見たこともないのですから。

車掌や運転士の机上講習などの時に券売機について説明でもされれば分かるのですが、乗務区と駅って意外と仲が悪かったりするからなかなかねぇ。。。

タイトルとURLをコピーしました