この手の人って今でもいるんだなぁと思いながら記事を読みました。
勤務が終わって自社の列車を使って帰宅する。
これは別にふつうのことなのですが、車掌に注意されて頭に来たのか悪態をつくのはどうなんでしょうね。
クロスシートで横に座ってほしくないからと、通路側に座ってブロックする人ってよくいるんですよね。
私なんかは窓側に座って景色を見るのが好きなので(見慣れた場所でも)できるだけ窓側に座りますけどね。
この記事を読んで思ったのですが、ふつうの鉄道会社って社員に対して極力座らないようにと指導するものなんですよ。
だってお客さんはたとえ金券ショップで安く入手した切符で乗車していたとしても、会社へお金を落としてくれています。
でも社員には自社線のパスを支給しているわけですから、会社にはお金が入ってきませんよね。
空いていれば座っても良いけど、あくまでお客さんが座ることを優先するのは当然ですから。
※特急などに乗車する際は特急券を別途購入して乗車しますが、でも運賃を払っていないのだからお客さん優先は当然。
車掌に座席に座るなと言われたのではなく、窓側に移ってお客さんが座りやすいようにしろと言われれば、まぁ社員ならばふつうは従いますけどね。
私が所属していた乗務区にもいましたよ、出退勤時に自社線の車内で横柄な態度をとる人。
カバンをシートに載せて、大股を広げて雑誌や新聞を読む人。
同僚数人でシートに座っているんだけど、通常の倍くらいのスペースを使って座っている人とか。
座ってはいないけど、数人で大声で話をする人。
「なんやこの電車!冷房(暖房)ぜんぜん効いてないやないか!」
車内巡回に来た車掌にちょっかいをかける人。
「すいませーん、別に用事はないけど・・・」
もうねぇ、やってることは小学生以下なんじゃないの?って思うほどひどかったですよ。
こんなことをする人たちがマナー関連の啓発放送を行う車掌だったりするわけですから、そりゃあ誰も言うことなんて聞きませんよ。
ただ今回の記事に書かれているような、酒を飲んでもいないのに運行を妨害する行為っていうのは悪質ですね。
65歳にもなって何やってんだろうって感じですが、たぶん車掌は若い人だったんじゃないのかな。
若い人に注意されてキレる年寄りって構図は、世間でもよくありますからね。
社員だという意識が出退勤時の車内では消え失せていて、そこに若い車掌に注意されたことで暴走する老人と化してしまったってところでしょうか。