昔は会社内の施設で理髪店・クリーニング店・売店・診療所があったが
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昔は会社内の施設で理髪店・クリーニング店・売店・診療所があったが

あくまで個人的な意見

社員が多い場所にはいろいろな施設があった

私がいた某関西私鉄では、昔はいろいろな施設が会社内にありました。

乗務区や車両・工務・電気などの各部が集まっていて、そこそこの数の社員が働いている場所には本当にいろいろな施設がありました。

国鉄をはじめ多くの鉄道事業者でも同様に、理髪店や売店は当然のようにあったようです。

ただ私がいた会社では周辺住民に開放されてはいなかったので、利用できるのは社員のみでした。

あくまで社員への福利厚生の一環として営業していたようです。

 

 

多くの施設が廃止または縮小された

理髪店(床屋)は休日は休んでいましたが、関西では一般的に理髪店が休業している月曜日にも営業していて、それでもって格安だったから、年配の社員を中心にかなり愛用者が多かったようです。

事前に売店(購買)で理髪券を購入してから理髪店へ入り、背もたれのないパイプ製の丸椅子に座って順番を待ち、順番が回ってきたら理髪券を手渡して散髪開始です。

よく噂で、

「会社の床屋は同じ髪形にしか切れない。あの床屋へ通っている人の髪型は全員が同じ」

なんてことが言われたりもしましたが、最初にどの程度に切ってくれと言えば問題はなかったのですけどね。

二名の店員(?)理髪担当の社員(?)がいてそこそこ忙しそうでしたが、私も含めて利用者が減少していったことと、会社が徹底的な経費の削減に舵を切ったことで、2010年ごろには閉店となりました。

 

クリーニング店は売店が取次店になっていて、汚れたワイシャツなどは家に持ち帰らなくても会社で預けておいて、次の出勤日に売店で受け取れば良かったので便利でした。

ただし扱う枚数が多くて大変だったからか、シャツの襟部分にマジックかボールペンで名前を書く必要があり、私はそれが嫌で利用する機会はほとんありませんでした。

ちなみに街中のクリーニング店よりかなり安価でした。

クリーニングの取次も理髪店が消えたのと同時期になくなりました。

 

売店(購買)も廃止対象になっていましたが、こちらは私が退職する時にはまだ残っていました。

ただし取り扱い物品が極端に少なくなり、休日は定休となって営業時間もかなり短くなっていましたから、今ではなくなっているかもしれません。

ジュース類やお菓子などは定価の70%で販売されており、コンビニへ行くより安くて良かったのですけどね。

この売店で私がよく購入したのが、東宝の共通前売り券です。

よくメルカリなどに出品されていますが、あの共通前売り券の定価はかなり安くて、たしか800円くらいで購入していた記憶があります。

自分では観に行かずにフリマサイトなどで転売する人が多くなって、一度に購入できる枚数が制限されたりもしましたが、それでも発売開始から3日もすれば完売していました。

 

 

診療所の休診日が激増したのは本当に困った

定期健康診断で行ったり、ちょっと体調がすぐれない時などによく利用したのが診療所です。

昔は平日は朝から夕方まで開いていたのですが、どんどん休診日が増えたり、診療時間が短縮されて利用しにくくなりました。

昔は各診療所ごとに医師(産業医)が配置されていたのですが、一人で複数の診療所を掛け持ちするようになったためです。

定期健康診断が実施されるときは、他の診療所に勤務している看護師が応援で入るためにその期間中は休診。

それでも健康診断で例えば高血圧が指摘されれば、診療所で薬が出されるなど便利ではありましたね。

インフルエンザの予防接種も会社の診療所ですれば無料だったのですが、今は町医者で接種して領収証を提出すればいくらか還付されるようで、こんなところまで経費を削っているんだなとという感じですね。

 

そのわりに昔から食事を提供してくれる食堂は本社くらいにしかなく、早朝や深夜に働く現業職からすると文句がどうしても出ていました。

コンビニもほとんどなかったし、あっても7時から23時までが大半の時代。

朝目覚めでお腹が空いていれば、乗務区近くで早朝から営業している立ち食いソバ店へ。

夜遅い時間に勤務が終わってお腹が空いていれば、どうしたってお好み焼き屋などへ行くしかなく、するとどうしてもビールを……

今はコンビニでカップラーメンなどを買う人が多いようですが。

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