発煙の原因はブレーキ

熱中症対策

しかし暑い日が続きますね。

私が乗務していた頃は水筒の持ち込みもできず、乗務交代寸前の頃には脱水状態で頭がくらくらする状態で運転していましたが、今は水やお茶くらいは持ち込めるようになったのかな?

私が運転士をしていた時代から、会社によっては水筒の持ち込みを認めていた会社もあるようです。

一口の水やお茶で安全が担保できるのならば、本当に安い安全対策になるのですけどね。

今夏が異常なのでしょう

気温の上昇が続くとレールが曲がったという話が伝わってきます。

富山の万葉線では高温によるレールの曲がりが原因で路面電車が脱線したというニュースもありました。

私は高温によってレールが曲がったという経験はありません。

そのためにレールのつなぎ目は間を空けて(遊間)レールの伸びに対応しているのだから大丈夫だろうと思っていたし。

それだけ今年の夏の気温が異常なのかもしれませんね。

 

木製の枕木

暑くて空気が乾燥してくると山火事が多くなります。

気温の上昇で自然発火しちゃうそうですが、暑くて空気が乾燥してくると枕木から煙が上がることがあります。

最近ではPC枕木や樹脂製の枕木が大半なので、煙が上がったり燃えてしまうことは少なくなっているとは思います。

しかし転轍機(ポイント)周辺などには今でも木製の枕木が多く使われており、たまに煙が上がることがありました。

転轍機周辺は軋み(きしみ)音の軽減のために油を塗布するのも原因でしょうね。

ブレーキの基本は空気ブレーキ

今では大半の列車が電気ブレーキ(回生)を使用していますし、ほぼ停止状態になるまで空気ブレーキを使わずに停止させることができます。

でも私が乗務していた頃は電気ブレーキでも、回生ではなく発電ブレーキの車両がまだたくさんありました。

発電ブレーキの編成はモーターを積んでいる車両は電気制動が動作しますが、付随車は空気ブレーキを使用しています。

ブレーキシューをディスクに押し当てるか、車輪の踏面に押し当てて制動効果を発揮するものです。

このブレーキシューを押し当てた時に火花が散ることがあるようで、火花が油が付いた木製枕木に飛んでいき、おりしも高温と乾燥状態で燃えやすい状況となっている枕木から発煙するようです。

たぶん私も火花を飛ばしたことはあるはずですが、煙が上がるまでにはちょっと時間が必要ですから、私が枕木を焦がしたかどうかは分かりませんけどね。

鋳鉄のブレーキシュー

ブレーキシューによっては昔ながらの鋳鉄製を用いていたり、鋳鉄を混ぜたブレーキシューも存在しており、これらのブレーキシューは特に火花が飛びやすいと聞いたことがあります。

鋳鉄製は晴天時と雨や雪が降る状態とで制動力にあまり差が無いと言われているので、最近の合成シューにも一定割合が含まれていると聞いたことがあります。

でもこれだけ回生ブレーキが主体となってくると、火花が飛び散るような状況は今はあまり起こらないのかもしれません。

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