電車がすれ違う時の衝撃

北海道新幹線の青函トンネル内での最高速度が現行の140km/hから160km/hに引き上げられることになり、2019年春のダイヤ改正では東京―新函館北斗間の所要時間が4分短縮されて3時間58分で結ばれるようになるそうです。

青函トンネルの設計最高速度はwikipediaによると140㎞/hとなっていますから、設計上の最高速度を上回ることになります。

ただこの手のことはよくあることで、山陽新幹線の三原から博多までの区間は160km/hに制限されていましたが徐々に最高速度が上げられていき、今では300km/hで運転されていますから。

 

青函トンネルでの最高速度の制限はすれ違い時の衝撃対策だそうです。

貨物列車も走行することから、新幹線とすれ違ったときに荷物が崩れるのではないかとの懸念からだそうです。

160km/hでのすれ違いの実験を行って安全が確認されたために、ダイヤ改正に反映していこうということでしょう。

 

このすれ違いの時の衝撃って客室で感じるのと乗務員室で感じるのでは大きく違います。

古い車両に乗車していてドアにもたれかかって立っているときに、離合の列車の風圧でバン!っていう大きな音とともに揺れることで感じることはあると思いますが、新しい車両では意外とドアが大きく揺れるということも減っているような気がします。

これが乗務員室だと前面から衝撃を受けるわけで、列車が前へ進もうとしているのを無理やり止めにかかっているような、そんな衝撃を受けることがあります。

車体が流線形になっていれば風圧をうまくを逃がしてくれるでしょうが、ふつうの通勤電車は言ってみればまっ平らなわけですから、衝撃は本当に大きいですよ。

直線区間ですれ違う双方の列車が100km/h以上で走行しているときなんて、何かにぶつかったような衝撃がありますしね。

 

この衝撃が特に分かるのが、ヘッドマークを付けているときですね。

勤務していた会社では何かのPRなどのときにヘッドマークを付けることがありましたが、そんな列車を担当しているときに100㎞/h以上ですれ違ったりすると

ガーン!ガラガラガラガラ・・・

みたいな音が乗務員室内に響いてましたよ。

薄い鉄板だったし、取付金具もそれほどしっかりしたものではなかったから、どうしても揺れ続けていたようです。

ブルートレインのヘッドマークみたいに分厚くてしっかりした取付金具であれば、まだマシだったかもしれませんが。

 

私が在職していた間に、列車同士のすれ違い時にフロントガラスが割れたりひびが入ったという事案も数件ありました。

おそらく細かい傷が入っていて、すれ違い時の風圧や衝動で割れてしまうのだと思いますが、速度が上がれば風圧も衝撃も大きくなるので、フロントガラスが割れる可能性も高くなるでしょうね。

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