台風による影響は翌日以降にも

逆走台風

まさか東から西へ抜けていく台風があるだなんて夢にも思いませんでした。

大雨の被害に猛暑を超えた熱地獄に、このところの気候って何か変になっている気がしませんか?

といっても、私のように学の無い人間には原因も何も分からないのですけどね。

布団が怖い

台風が通過中には徐行運転したり、運転そのものを休止します。

台風通過中の被害と言えば大雨によるものと強風によるものがあります。

雨によって河川の増水、土砂崩れ、路盤の崩壊などがありますし、強風下では車体そのものが横転などの危険にさらされますし、様々な飛来物によって運行に支障が出ます。

飛んでくるもので怖いのが、実は布団だったりします。

昔駅勤務の頃に当時の管区駅長に聞いたのですが、列車が何らかの事情で制御できなくなり転がり続けるとします。

ブレーキも効かなくなった車両を止める方法として、レールに布団を敷いて車輪に絡ませればとりあえずは止められるらしいです。

脱線などの被害はあると思いますが、暴走してどうしようもない列車を止める方法としては有効だと聞いたのです。

もちろん公式に習った話ではないのですけどね。

だから走行中に布団が飛んで来たら怖いなって、いつも思いながら運転していましたよ。

幸いレール上に落下せず、バラスト上に落下していたことはありますが。

 

故障発見!

台風の翌日になって車両故障や設備の故障が起こることがあります。

私が乗務員をしている間にも、何度か台風が過ぎ去った翌日や翌々日に起きた経験があります。

元々故障寸前なのにゴミなどが詰まったり錆びていることでなんとか正常に動作していたものが、大雨によってゴミが流されたり錆びが取れてしまって故障が露見するケースです。

例えば絶縁されるべき場所が錆びによって絶縁状態となっていて、雨と強風でその錆がなくなって通電(ショート)するケースですね。これ意外と多いんですよ。

台風は塩を運んでくる

また台風って海水を巻き上げて進んでくることがあり、雨水に塩分が多く含まれていることがあります。いわゆる塩害ですね。

雨に降られているときは良いのですが、雨が上がって水分が蒸発して塩分だけが残ります。

すると塩によってショートを起こして回路が壊されることもあります。

車両のパンタグラフ周辺の絶縁部分や、架線の絶縁部分などに塩だけが残ってショートしちゃうのです。

酷かったケースでは、車庫内でパンタグラフを上げた車両が次々にオーバーロードして、車庫内の電車線を停電させてダイヤを大幅に乱したケースがありました。

パンタを上げたとたんに盛大な火花が飛び散り、その瞬間に停電しちゃうのです。

台風後の話は他にもありますので、小出しにしていきますね(笑)

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